
FJ級ワールド優勝、470級全日本優勝/アジア選手権金メダルなど、日本のトップセーラーとして活躍。 昨年からコーチに転向し、高校・大学・県連で主にコーチングを行う。現在はBEST WIND(ベストウィンド)を主宰するプロセーリングコーチ。
(http://www.best-wind.jp)

10月15〜17日の3日間、静岡県清水三保海岸にて第36回シーホッパー級全日本選手権/第20回シーホッパー級SR全日本選手権が開催された。参加艇数はシーホッパー級が21艇、SRが16艇の合計37艇で、北は青森から四国まで全国各地から集まった。
レース会場は「天女の羽衣」で有名な「三保の松原」の三保海岸。風光明媚な景勝地で雄大な富士山をバックにする絶好のゲレンデで、砂浜から出艇したすぐ目の前がレース海面。風はトリッキーではあるが、実力のある選手がしっかりと上位を走るのを見ていると、「運」よりも「実力」の要素が大きいことを証明している。
レースの方は金曜日に計測とトライアルレースを実施。土・日の2日間で6レースを実施した。全レース2〜4m/sの軽風戦となった今大会、シーホッパー級を制したのは愛知県の永井喜彰選手。弟の永井久規選手は同時期に江ノ島で開催されたオリンピックウィークでレーザーラジアル級優勝。兄弟でシングルハンドを制することになった。
シーホッパー級SRの優勝は杉山航一朗選手(三保F)。言わずと知れた杉山武靖選手(静岡ガス)のご子息でまだ中学3年生。今後の活躍が大いに期待できる。
また今大会からグランドマスターズ(55歳以上)クラスが新設され、シーホッパー級の普及に尽力され名誉会員の渡辺氏寄贈の「渡辺克己杯」が優勝者に贈られることになった。初代チャンピオンになったのは信田行弘選手。
全日本女子シーホッパー級SRも表彰が行われ、地元静岡の水野三喜選手が優勝。同じくシーホッパー級マスターズ(45歳以上)は、当協会ユース強化担当の九冨潤一郎選手(香川F)が優勝した。
シーホッパー級は国体種目であることからオリンピックを目指すバリバリの選手もいれば、地元フリートの草レースを楽しむ選手まで、老若男女問わず多くのセーラーがセーリングを楽しめる艇種でもある。ビルダーであるヤマハ発動機のバックアップも毎年充実しており、多くのセーラーにこのクラスを楽しんでもらいたい。
(レポート/日本シーホッパー協会事務局)掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。