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form Editor 雑記帳

北京五輪が終わって1か月、セーリング競技をPC版と携帯サイトを使って速報してから、あっという間に2か月が過ぎた。6月の初めから準備をして7月20日に“m−yachting”をオープン、それから、現地青島から送られてくる速報を携帯とPC版に更新する毎日。まわりはお盆休みで閑散としているなかでの慌しい編集作業だったが、なぜか、愉しかった。そういえば、雑誌の編集をやっていた頃は、毎日が締め切りのようなもので、徹夜での編集作業も苦にもならず、むしろ、張り合いがあったものだ。

さすがに、いまは、そんな無理は利かないが、久しぶりに時間に追われる仕事をしたせいか、手前味噌だが、なんとなく若返った感じ。読者の反応がじかに伝わってくる(PC版も携帯版もその日のアクセス数がすぐに出てきます)のも愉しかった。


 9月に入っていちばん驚いたのは、福田首相の退陣騒動。

就任1年足らずで、突然の退陣表明をした福田康夫首相に、日本中が驚き、怒りと失望の声があがった。日本の首相は、いつから、こんなに簡単に辞めることが出来るようになったのだろうか。しかも、安部、福田と2人続いてである。一国を担う総理大臣たるものはもっと重いものを背負っているはずなのに、何とも無責任極まりない。 

確かに、問題百出で小泉時代に比べたらいかにも割が合わないのだろうが、政治家を生業に選んだのだから割が合わないのを覚悟してもらわなければ困る。国民と国家のために、たとえ、一命を賭しても尽くすのが政治家の使命だ。ましてや、一国の宰相たる政治家が私利私欲や自分の欲望のために政治をやっているから、うまくいかなくなると途中でほっぽり投げるようなことを平気でやる。

2人が地に落としてしまった政治家、一国の宰相への信頼は容易に回復できない。いま、世情を賑わしている総裁候補のなかに、本当に国を憂い、国民のために尽くす政治家がいるのだろうか。応えは否である。本当の政治家は、使命感、理想、理念のために石にかじりついてでも職務を全うするし、問題山積みの日本をほっぽりだして、“私じゃないほうが上手くいく”などということは断じて言わない。

これから先、この国に本当の政治家が現れるだろうか。これも、また、否である。


“とらべった”(http://travetta.fiw-web.net/index.html)というサイトがある。〜けんじとなほの世界一周旅行記〜という副題のとおり、若い2人の旅の徒然が綴られている。

実は、この“けんじ”を小さな頃から知っている。子供の頃は、それは人懐っこく愛らしい子だったが、成長するにしたがって、北海道の牧場に住み込んで働いたり、ひとりでアジアの国々を旅したりと、独立心の旺盛な逞しい青年に育ち、今度は、生涯の伴侶とともに世界へと旅だった。彼らのサイトからは、知識欲旺盛な2人が“世界”と交流する様が活き活きと伝わってくる。 若い旅人の“けんじとなほ”、志半ば、アフガニスタンで死亡した伊藤和也さん、あるいは、北京五輪に燃えた若きアスリート達。それぞれが自らを信じ、自らの進むべき路を見極めるために誠心誠意生き、世界へと飛翔する。こんな素敵な青年達がいる日本は、まだまだ捨てたものではないか‥‥

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旅の始まりはベトナムから――“とらべった”より

 
 



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