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2019年09月04日

岡田奎樹・外薗潤平が470級男子日本代表に内定

熾烈な代表選考を闘って掴んだ代表の座
 470級男子の岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)と外薗潤平(九州旅客鉄道)チームが2020東京五輪の日本代表選手に内定した。
 8月25日から31日まで、江の島を舞台に開催されたセーリングワールドカップ江の島大会が470級男子の五輪代表選考レースの最終大会になり、この大会を11位にまとめた岡田・外薗チームが選考大会の累計ポイントにより、2020東京五輪の日本代表選手に内定した。
 「ヨットを始めたときからの夢が叶って嬉しい。今大会は思うような走りが出来なかったが、選考レース全体を通してよい走りが出来た。今大会で見えた課題を1年間かけてしっかり修正し五輪に備えたいと思います」(岡田奎樹)
 「嬉しいと同時にホッとした。我々の強みは何でも言い合えること。世界の選手と戦うために克服することはたくさんあるし、しっかり準備していきます」(外薗潤平)
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 岡田・外薗チームは日本セーリング連盟が定めた規定をクリアし、日本代表選手として選考された。この後、同連盟理事会の承認を経て日本オリンピック委員会(JOG)に推薦され、JOGの承認により日本代表選手として正式決定する。




岡田奎樹(左)/福岡県北九州市出身、23歳。佐賀県立唐津西高等学校から早稲田大学を経てトヨタ自動車東日本(株)(旧関東自工)所属。セーリング歴19年。2011年OP級ワールド3位、2016年470級ジュニアワールド優勝。2018年470級ワールド6位、2019年同9位。
外薗潤平(右)/鹿児島県鹿児島市出身28歳。鹿児島市立鹿児島商業高校から日本経済大学を経て九州旅客鉄道(JR九州)勤務。セーリング歴11年。岡田奎樹と組んで2017年、2018年と470級全日本選手権を連覇し、2020東京五輪を目指すチームを結成した。

2020東京五輪日本代表選手選考順位
ソフィア杯 470級世界選手権 セーリングワールドカップ 合計
1位 岡田・外薗 23 19 22 64
2位 土居・木村 9 13 36 58
3位 市野・長谷川 29 11 13 53
4位 磯崎・高柳 16 14 21 51
5位 高山・今村 17 0 26 43
6位 小泉・松尾 5 3 9 17
7位 出道・中川 0 0 6 6
8位 河合・中澤 0 0 5 5
―  神木・疋田 0 - - 0

詳細はJSAFオリンピック強化委員会 http://jsaf-osc.jp