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新着情報

2023年04月19日

小笠原レース2023—-
4月23日11時スタート、500㍄を制するのは、、、

 “小笠原レース2023”のスタートが間近に迫ってきた。
 神奈川県・三埼沖から小笠原・父島二見湾までの500㍄で競われるこのレースは、(公財)日本セーリング連盟と(一社)日本オーシャンセーラー協会が共催し、日本で初めてのOSR(Offshore Special Regulations)のカテゴリー2で開催される大会として注目を集め、今回は、フルクルー・クラス(モノハル艇・乗員3名以上)に7艇のエントリーがあった。
 レースは、4月23日11:00に三崎沖をスタート、小笠原父島の二見湾までの500㍄で覇を競う。コロナ禍の影響で、2021年に開催される予定だった小笠原レースは中止となり、今回は、そのリベンジレガッタ、受け入れ先の、世界遺産の島、小笠原・父島も、大いに盛り上がりを見せているという。


数々の長距離外洋レース経験を持つ、歴戦の強者が揃った、、、

 関東からは、国内外を問わず、豊富なレース経験を持つ関東の古豪、<Thetis-4>(小網代フリート)が参戦。同じく、油壷をホームポートに持つ<BITTER END>、伊東サンライズマリーナヨットクラブ所属の<GASPARD3>、横浜市民ヨットハーバーからは<STARDUST>がエントリーした。
 <弥勒2>は茨城県の大洗マリーナがホームポートで、2度の小笠原レースを経験したチーム。
 広島観音マリーナからは、同じく、小笠原レース常連の<Zero>がエントリーした。
 フルエントリーの6艇に対して、<貴帆>(オーシャンセーラーズ協会)は、北田浩艇長と、吉富 愛、宇田川 真乃の若い女性クルー2名が長丁場の外洋レースに挑戦する。
<Thetis-4>(First 40.7)。関東の雄、歴戦の古豪の活躍に期待、、
<Zero>(IMX40)。環太平洋・上海(~淡輪)、沖縄~東海レース等に出場
<BITTER END>(SWAN40)。2017,2019年と2度の小笠原レース出場
<弥勒2>(横山12M)。2005,2017,2019年の小笠原レースに出場
<GASPARD3>(J122)。2017,2019年の小笠原レース、沖縄・東海レースに参戦
<STARDUST>(X41)。今回も沖縄・東海、パラオレースなど、外洋経験豊富なクルーがチームを組んで参戦する
<貴帆>(Class40 Pogo40-S3)。若い女性クルー2名が初の小笠原レースに挑む

世界遺産の島、小笠原二見湾にファーストホームする艇は、果たして、、、
<小笠原レース2023・参加艇>
No. Sail No.  艇名     艇種
1  JPN380  Thetis-4   First 40.7
2  JPN5910  Zero     IMX40
3  JPN1403  BITTER END SWAN40
4  JPN6089  弥勒2     横山12M
5  JPN6778  GASPARD3  J122
6  JPN6687  STARDUST  X41
7  JPN146  貴帆     Class 40 Pogo40-S3

写真提供/一般社団法人日本オーシャンセーラー協会