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2015年06月07日

2015西宮・横濱ヨットレース参戦記(3)
飛内秋彦

 ④ 参加クルー(8名・合計体重580kg)とワッチシステム
小泉圭三(54)オーナースキッパー    
星野啓示(44)ヘルム・トリマー
和田昌高(46)バウ、マスト       
小原雅之(55)バウ、マスト、ナビゲーション
生沼道夫(53)トリマー・ピット     
恒松 慧(29)トリマー・マストハンド
永岡芳美(?)コックピット、食当    
飛内秋彦(56)ヘルム、タクテシャン
ワッチシステムは3日以上になること、出来る限り艇上クルーを確保する、1日最大8時間の休憩、室内最大3名の休憩を考えて3チーム体制の3時間交代とした。3・3・2だが上手く機能し、3日目から体も慣れ、最終日は1日オールハンズの体制が取れて、午後からのアビーム・ジェネカーと観音崎からの連続ジャイブへの対応が上手く出来た。
 
⑤ レース戦略
天気図は日本全体に高気圧が張り出し、北と南に低気圧があるが全体的に風は吹かない予想。また吹いてきても北東が予想される。 レース後半は南が予想されるが行ってみないと判らない。
黒潮は例年に無く近い為、使える。参加7艇の中では6番目のTCCでと同じである。TCCから見るとトップはで軽風で平均8KtのBSが出た場合45時間でフィニッシュ予定。つまり1日の朝7時と予想される。このパターンだとが4時間遅れ、は15時間遅の1日の夜中の予定。
  戦略としてはこのコースを大きく4つのレグに分けて考えることにした。 
  <コース>
・第一レグ⇒スタートから友ヶ島水道を超えて潮岬まで
・第二レグ⇒潮岬から神子元島まで
・第三レグ⇒神子元島から剣崎まで
・第四レグ⇒剣崎から観音崎経由でYBMまで
<戦略>
・プロパーラインを基本とする
とTCCが同じなので同艇をマークする
・潮岬以降は黒潮を使いたいのでプロパーより沖出しの可能性あり
・神子元島以降はその場で判断する